海釣りは極寒の思い出

私は、北海道の東部に生まれ育ちました。

もちろん、海沿いに行けば1年中釣りはできますし、

現に、夏休みにもゴールデンウィークにも、

両親と兄弟と釣りに出かけた記憶があります。

なのに、どんな状況だったか・どんな魚をどんな風に釣ったか…、

それを思い出そうとすると、

浮かんでくるのは冬場のチカ釣りの思い出ばかりです。

冬の早朝に岸壁に出かけ、サビキをする。

ですが、実際サビキなんて立派なものではありません。

エサも何も関係なく「引っかかる」感じです。

チカがたくさんいる時は、釣り糸を垂らし、

しばらく待って上げるだけでたくさん釣れたのです。

とにかく寒いし、寒さと雪で顔が痛いのですが、

それでも、たくさん釣れるという状況だけは楽しいのです。

(帰宅後に飲むココアや甘酒も楽しみのひとつでしたし。)

そう言えば、そんな話を先日秋田県の知人から聞きました。

彼らの場合は、チカではなくハタハタらしいのですが、

やはり同じように岸壁に出かけ、サビキのように糸を垂らすだけ。

それで、バケツいっぱい以上のハタハタがすぐに釣れたそうです。

チカよりハタハタのほうがおいしそうだな…と思ってしまいましたが、

現地の人にしてみるとどちらも同じ、飽きてしまうようです。