結局のところ、魚を食べるのが好きということで
現在に至るまで、暇を見つけては魚釣りに出かけています。
最近、あまり行けないのは残念ですが、
そもそも、魚釣りの何がここまで私を惹きつけるかというと、
「自分で釣ったものを、自分で料理して食べる」という一言に尽きると思うのです。
学生時代、初めて魚釣りをするという友人を連れて出かけた時、
思った通りのビギナーズラックで、彼女の竿には大物がかかりました。
(私のほうは聞かないで頂きたいです…。)
ですが実は彼女、魚を料理したことがないと言うのです。
最初から完成されている総菜を買うことはあるけれど、
自分で料理をすることはなかったそうです。
その時、自分の家でその魚を料理してあげたのですが、
「自分で採ったものを自分で食べる」という行為は、
彼女の中の何かを目覚めさせてしまったようで、
その後彼女の家に遊び(飲み)に行った時には、
本人作のブイヤベースが登場して驚きました。
いくらなんでも目覚めすぎだろう、と。
でも、そういうものだと思うのです。
もしかしたら、好き嫌いだってそんなものかも知れません。
今食べられないと思っているものも、
自分で採ったり育てたり作ったりしてみたら…美味しく食べられるかも知れないのです。
『食育』を意識して育てられた覚えはありませんが、
もしかすると、魚釣りに親しんで来たことは、
私にとって『食育』だったのかも知れません。